プリントネット株式会社

個人投資家のみなさまへ

当社は平成17年にインターネットによる印刷物及び印刷資材の通信販売(以下「ネット印刷通信販売事業」という。)を開始し、常にお得意様の利便性の向上のため、システム開発、商品開発に力を注ぐことを第一と考えてきました。これからも、当社が社会やお客様から必要とされる会社であるためには、何事にも初心を忘れず、常に謙虚で素直な心を持ち続ける必要があると考えます。

事業の概要 これまでの歴史

事業の概要 ネット印刷のビジネスフロー

個人投資家の皆様へ

当社は平成17年にインターネットによる印刷物及び印刷資材の通信販売(以下「ネット印刷通信販売事業」という。)を開始し、常にお得意様の利便性の向上のため、システム開発、商品開発に力を注ぐことを第一と考えてきました。これからも、当社が社会やお客様から必要とされる会社であるためには、何事にも初心を忘れず、常に謙虚で素直な心を持ち続ける必要があると考えます。

事業の概要 ①これまでの歩み

事業の概要 ②印刷通販市場について

国内の商業印刷市場は緩やかな縮小傾向にある一方、当社が事業を展開する国内のインターネット印刷通販市場は年々拡大しているものと考えられております。

具体的には、国内の商業印刷の市場が、平成25年度2兆6,321億円、平成26年度2兆5,965億円、平成27年度2兆5,700億円、平成28年度2兆5,370億円、平成29年度2兆5,070億円(矢野経済研究所『印刷企業の徹底分析2016年度版』)となっており、国内のインターネット印刷通販市場は平成25年度543億円、平成26年度590億円、平成27年度645億円、平成28年度720億円、平成29年度810億円となる見込みであり、平成30年度には920億円に達すると予測(矢野経済研究所が発表した『2013年版印刷通販市場の展望と戦略』)されております。

国内の商業印刷市場の推移
国内のインターネット印刷通販市場の推移と見込み

事業の内容 ①事業系統図

当社はインターネットによる印刷物及び印刷資材の通信販売(以下「ネット印刷通信販売事業」という。)を主たる事業としております。当社webサイト上で顧客からの受注と同時に印刷用データを受取り、国内工場にて印刷・加工を行い、工場より顧客に向けて発送いたします。

事業系統図

事業の内容 ②印刷プロセスの違い

従来の印刷業者は顧客から注文依頼があり、依頼内容に基づき企画提案を行い、顧客と打ち合わせを行い、内容を固めていきます(下図①・②)。印刷業者は打ち合わせの内容を踏まえ制作を行い(下図③)、構成・修正を数回に渡り行い(下図④)、データを完成(校了)させます(下図⑤)。その後、実質的に印刷工程に入っていきます。それに対し、当社の場合、顧客から完全データをいただいてから業務がスタートする形となります(下図⑥以降)。

印刷プロセスの違い

当社の特徴 ①BtoB

事業の特徴としてはBtoB(印刷業者、デザイン業者からの業務受託)の占める割合が多く、平成27年10月期から平成29年10月期の発送代行サービスの売上高に対する利用割合は62.3%から71.0%となっております。

売上高に対する発送代行利用売上高の推移及び割合

※発送代行サービスとは、商品出荷を宅配便事業者に委託する場合において、宅配便事業者の送状の送り主の欄の記載を当社ではなく、発注者様とするサービス。主に最終顧客から印刷を受託している印刷業者、デザイン業者が取引上、当社が印刷していることを最終顧客に知らせないために利用するサービス。

当社の特徴 ②商品ラインナップ

当社Webサイト上において、パンフレット、フリーペーパー、チラシ、新聞折り込みチラシ、社名入り封筒、うちわ、選挙ポスター、カレンダー等の、幅広い商品ラインナップを提供し、顧客の囲い込みを図っております。